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「鎌倉やおよろず骨董堂 つくも神探偵はじめました(双葉文庫) / 三萩 せんや」の感想

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BOOK☆WALKERの読み放題にて2021年7月末まで読める作品の一つです。ライト文芸・キャラ文芸はあまり読めていないので読み放題で読めるのはありがたいです。

今回の記事は『一刀両断のアンバー・キス』(受賞時タイトル「錠紋抜器ノ秘鍵使イ」)で第7回GA文庫大賞の奨励賞を、『たま高社交ダンス部へようこそ』(受賞時タイトル「Shall we ダンス部?」)で第20回スニーカー大賞の特別賞を、『神さまのいる書店 まほろばの夏』(受賞時タイトル「裏道通り三番地、幻想まほろば屋書店」)で第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞の、三作品で受賞されている三萩せんやさんの作品を読みました。

あらすじ

物心ついた頃から骨董品に宿った「つくも神」が視える大学三年生の後田琴子は、その力ゆえに苦労することも多く、目立たないよう大人しく生きてた。相棒は幼い頃、鎌倉の骨董店「やおよろず」でもらったアンティークのブローチに憑く、少年の姿をしたつくも神「蛍」だけ。
しかし、お礼も兼ねて訪れた「やおよろず」で偶然起こった盗難事件を解決したことで、骨董店の若きイケメン主人・星史郎と、「自称」名探偵のぽんこつ警部・真暮の事件捜査に協力することになり―― 。
海色のランプの周りを飛び交う「青いモルフ蝶」、猫脚テーブルの足元でくつろぐ「白猫」、古伊万里の周りを元気に飛び跳ねる「蛙」など、個性豊かなつくも神たちと力を合わせて、事件をこっそり解決に導く、小心者探偵の骨董ライトミステリー!

引用元:版元ドットコム

感想

骨董品に宿った「つくも神」が視える後田琴子は、引っ込み思案な性格をしている。友人はいないけど、鎌倉の骨董店「やおよろず」でもらったアンティークブローチに憑く「つくも神」の蛍が居てくれる。琴子と蛍の会話はほのぼのとしていて和む。

警部・真暮の迷探偵っぷりが面白いが、巻き込まれたら災難だなと。鼓持の太鼓持ちっぷりもいいですね。この2人は凸凹コンビだけどいいキャラしている。

骨董絡みの事件捜査に巻き込まれながらも、琴子の少しずつ成長いく。しかも、日常の謎っぽさがあり、楽しく読めた。

さいごに

今後の展開が続きが気になる。

三萩せんやの過去作がBOOK☆WALKERの読み放題で読めることを知っているので読んでいきたい。

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