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「いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)/永菜葉一」シリーズ全巻のあらすじ・感想

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今回の記事は、「いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)/永菜葉一」シリーズ全巻のあらすじ・感想のブログです。

「いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)/永菜葉一」シリーズは1巻まで刊行されており、各巻のあらすじと感想を紹介しています。

「いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)/永菜葉一」のあらすじ・感想

「いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)/永菜葉一」のあらすじ

あの人に伝えるため……プロ作家を目指す二人の天国と地獄。
柊海人の日常は全てが灰色だった。可愛い妹と何かと気に入らないことがあればすぐに激昂してしまう父。アンバランスな家庭を守るため、アルバイトに明け暮れ、将来のことなんて考えられなかった。
天谷浩太の日常は全てが虹色だった。幼いころから欲しいものは何でも与えられ、何をしたって上手くいった。そんな二人に文芸部部長・神楽坂朱音は小説の世界の素晴らしさを説いた。そして、囁く
「君たちのどちらかがプロデビューして、私を奪って欲しい――」
いびつな関係の3人が小説という名の戦場に出揃うとき、物語は動き出す。小説に魅せられた少年少女が贈る、本物の青春創作活劇!

引用元:BOOK☆WALKERより

「いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)/永菜葉一」の感想

柊海人と天谷浩太はある日突然に、神楽坂朱音に出逢う。

朱音はは嵐のような女の子で、対極な環境の2人は物語にも出逢う。

そして、プロの小説家を志す。

海人は朱音に出逢わなければ、破滅の道に突き進んでいたはずが、救われて小説の沼にハマり込む。

しかし、家庭環境が悪いが、兄妹仲良くしていて、妹の健気さは微笑ましい。ただ、心苦しい思いも募る。

浩太は小学生の時に友人とサッカーをしている場所に、朱音があらわれて、恋に落ちたことで隣に並びたい思いから小説の沼に浸かる。

いろんな選択肢の中で、こちらを選んだから、楽しんで小説を書いている。

そんな対極な2人が高校生になり、出逢うこととなる。

言い合いを良くするが、仲の良さを感じさせるとともに、お互いがお互いライバルとしているから、どちらも応援したい気持ちになる。

文芸部に所属しているが、先輩方のキャラが濃く、まともな人がいないから面白い。

ただ、小説の向き合い方などを、自分の言葉で伝えるのはギャップを感じるが感銘を受ける。

朱音の並び立つために、海人と浩太の2人は、切磋琢磨する。

エピローグが3つにわかれていて、2人のうち誰がプロの小説家になったのかが最後までわからない構成になっており、ドキドキ感があって楽しめる。

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  • BOOK☆WALKERの読み放題
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さいごに

今回の記事は、「いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)/永菜葉一」シリーズ全巻のあらすじ・感想のブログでした。

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