「好感度が見えるようになったんだが、ヒロインがカンストしている件2(角川スニーカー文庫)/小牧亮介」の感想

interest

 BOOK☆WALKERの読み放題を活用するようになり、1日1冊の本が読めています。今回、書く感想もBOOK☆WALKERの読み放題で2021年5月31日23時59分までの期間限定です。

 1巻では好感度が見れるようになった桐崎冬馬が九条桃華と付き合うまでを描かれていました。それ以外にも、桐崎冬馬の幼馴染2人や九条桃華以外の学園四天王とのやり取りかあり、それぞれのキャラがよかった。

 急に好感度が見えるようになるってどんな気分になるんだろうと思いながら、2巻を読んでいきました。

あらすじ

“他人の自分に対する好感度”が見えるようになった高校生・桐崎冬馬は晴れて学園の美少女四天王の一人、九条桃華と恋人同士に。
桃華から冬馬への好感度は変わらず100とカンスト状態。だが、桃華の頭上に現れた“両思いになった相手のテンション”が分かるメーターは上がったり下がったりと忙しい!?
体育祭にハロウィン、クリスマス。いろんなイベントを一緒に過ごして桃華との距離はぐんぐん縮まっていく。さらには素の自分を出し切れない雪村希の悩みや、親友との時間が減って寂しい如月結衣と話す内、彼女達からの好感度も急上昇!
ヒロインに愛され度限界突破!ほんわか甘々ラブコメ第2巻!

引用元:版元ドットコム

感想

 桐崎冬馬と九条桃華の初々しさがいいですね。少しメーターに振り回されてる感があるけど、それがぎこちなさがある。けど、お互いがお互いのことを好きなんだろうなと思う。2人のイチャイチャ感はニヤついてしまいました。

 九条桃華が桐崎冬馬から受験の時に貰ったシャーペンを無くした時、パラメーターが空っぽになるぐらい落ち込みを新しくシャーペンを渡すと握りしめ胸に押しあてるのは可愛いと思った。ハロウィンパーティの時の仮装も可愛い。頰を赤く染め、上目遣いのも可愛い。とにかく、九条桃華が可愛すぎました。

 中間テストのためのテスト勉強会したり、体育祭のリレーマラソンの練習したり、ハロウィンパーティをしたり、ボーリングに行ったり、クリスマスイブに。青春盛りだくさんな巻でした。

さいごに

 イラストを担当している遠坂あざみさんの絵もいいですね。『ガーリー・エアフォース』とか『聖剣学院の魔剣使い』とか『豚のレバーは加熱しろ』とか『古き掟の魔法騎士』などのイラストを担当されています。

 好感度が見えるようになっても、相手のことをしっかり考えなければいけないんだなと思わせてくれた作品でした。

コメント